ホライゾン学園仙台小学校では入学生の多くの子どもたちが母国語とする「日本語」と、 グローバルコミュニケーションに欠かせない言語である「英語」の両言語に熟達するため、日本語と英語による、 調和のとれた独自の教育活動を展開しています。
教科・領域の学習内容は日本の学習指導要領に則っており、使用する教科書も公立の教科書と変わりませんが、教科によっては英訳された教科書を使用します。なお、1年生から教科として授業時数を確保している「外国語(英語)」については、2023年度よりオックスフォードの教科書・ワークブックを学習教材として使用しています。
年間授業時数(2024年度現在)
教科 | 1年生 | 2年生 | 3年生 | 4年生 | 5年生 | 6年生 | 言語 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
国語 | 345 | 355 | 249 | 249 | 178 | 178 | 日本語 |
社会 | - | - | 71 | 92 | 102 | 107 | 日本語 |
算数 | 153 | 197 | 197 | 197 | 197 | 197 | 英・日 |
理科 | - | - | 92 | 107 | 107 | 107 | 英・日 |
探究生活 | 210 | 210 | - | - | - | - | 英・日 |
音楽 | 77 | 79 | 61 | 61 | 51 | 51 | 日本語 |
図画工作 | 77 | 79 | 61 | 61 | 51 | 51 | 英語 |
家庭 | - | - | - | - | 61 | 57 | 日本語 |
体育 | 115 | 119 | 113 | 113 | 96 | 96 | 日本語 |
道徳 | 39 | 40 | 40 | 40 | 40 | 40 | 英・日 |
特別活動 | (39) | (40) | (40) | (40) | (40) | (40) | 英・日 |
探究総合 | - | - | 210 | 160 | 185 | 170 | 英・日 |
外国語 | 210 | 210 | 140 | 140 | 140 | 140 | 英語 |
第二外国語活動 | - | - | 25 | 25 | 30 | 30 | トルコ語・中国語 |
情報 | - | - | 25 | 25 | 30 | 30 | 英語 |
教育課程編成及び運用の特徴
- 1単位時間40分での時数になります。
- 英語、算数、理科は標準授業時数より多く設定されています。
- 情報と第二外国語は新設教科です。
- 「英・日」は主に英語で指導し、一部日本語で指導します。
- 教科によっては、専科教員が指導します。
- 探究型学習は「探究生活」と「探究総合」に教科学習を組み入れて、年間約210時間行います。
時程表
時間 | 活動内容 |
---|---|
8:15-8:30 | 登校 |
8:30 | 出席・健康確認・朝の学級の時間 |
8:50 | 第1校時 |
9:30 | 休憩 |
9:35 | 第2校時 |
10:15 | 中休み |
10:35 | 第3校時 |
11:15 | 休憩 |
11:20 | 第4校時 |
12:00 | 昼食・昼休み |
13:00 | 第5校時 |
13:40 | 休憩 |
13:45 | 第6校時 |
14:25 | 休憩 |
14:30 | 第7校時 |
15:10 | 帰りの学級の時間 |
15:30 | 下校 |
15:40 | スクールバス出発 デイケア(~18:00)※延長利用の場合は18:30まで |
学力検査
本校の日本語で学習した教科の学力が、日本の他の小学生と比較してどの程度身に付いたのかを全国規模で確認するために実施します。
言語 | 教科 | 実施学年 | 概要 |
国語 | 国語 | 1年生から実施 | 全国の小学校で取り入れられている学力検査 |
算数 | |||
社会 | 3年生から実施 | ||
理科 |
本校の英語で学習した教科の学力が、海外の他の小学生と比較してどの程度身に付いたのかを世界規模で確認するために実施します。
言語 | 教科 | 実施学年 | 概要 |
英語 | 英語 | 3年生から実施 | イギリスのケンブリッジ大学で開発され、世界的に行われている学力検査 |
算数 | |||
理科 |
検査結果は、保護者・児童本人にお知らせするとともに、指導法の改善に役立てます。
英語での授業について
『年間授業時数』一覧にも記載の通り、本校では教科により指導言語が異なります。
英語での授業についてこれまでに寄せられたご質問への回答をご紹介します。本校への入学を検討頂く際の参考としてご参照ください。
Q1 英語イマージョン教育の授業はどんな授業ですか?日本語も使用されますか?
英語イマージョン教育の授業はインターナショナルティーチャーが担当し、授業中の指導や指示には英語だけを使用します。 児童が理解できない時には、必要に応じてボディランゲージ、ジェスチャー、視覚教材などを利用し、児童の理解を助けます。 授業では、児童とのコミュニケーションに重点を置き、学習内容を理解させることを目的に行われます。 そのため、言語習得の発達段階でよく起きる文法的な誤りの訂正はなるべく控え、児童が積極的に発言することを奨励します。
Q2 英語経験が少ない子どもでも入学できますか?
ご入学後の言語の壁による学習への戸惑いや不安を感じることを少なくするため、小学校への入学にあたっては一定の英語力が必要となります。具体的な小学校入学基準は「入学関連情報」ページにある「入学基準」にてご確認頂けます。なお、併設の幼稚部については入学時の英語経験は不問です。幼稚部では小学校入学準備を視野に入れたカリキュラムで活動を行っています。現在、日常的に英語に触れたり、使用したりできる環境がお近くに無い方は、本校幼稚部への入学もあわせてご検討ください。
Q3 英語の経験が違う子供たちが英語で一緒に学習しているのですか?
クラス編成は英語のレベル別ではなく、なるべく均等になるようにしています。英語で学習している教科についてサポートが必要な児童については、EAL(English as an additional language)プログラムの担当教諭がクラス担任や英語プログラムの担当者と連携し、言語スキルの習得を支援する対応を行っています。
Q4 「英語イマージョン教育」で本当に英語が話せるようになるのですか?
英語を話すことができるようにはなります。ただし全員が同じレベルの英語力を身に付けることにはならないと考えます。
本人の意欲や能力、目的意識、またご家庭での過ごし方によって違いが生じてきます。
本校としては全員に英語での日常生活と、英語で学習するための「話す・聞く・読む・書く」力を身に付けることを目標にしています。
Q5 どれぐらいの英語力が、どのぐらいの期間で身に付きますか?
入学前から英語イマージョン教育を経験している児童であれば、卒業までに読む・聞く力に関してはネイティブ同等のレベルを目指しています。しかし、話す・書く力に関しては、学校以外の生活を殆ど日本語で過ごしている本校の子供たちの場合は、ネイティブレベルまではいけないと考えています。
また、入学後の英語のレベルの向上にも個人差がかなりあることもご理解いただきたいです。
【学力の向上イメージ 1】
【学力の向上イメージ 2】
【英語ネイティブ平均レベルとの比較】
また、入学後の英語のレベルの向上にも個人差がかなりあることもご理解いただきたいです。
【学力の向上イメージ 1】
【学力の向上イメージ 2】
【英語ネイティブ平均レベルとの比較】
Q6 英検など試験・資格対策はしていますか?
英検については本校の英語カリキュラムにおいては特に対策は取っていません。
受験そのものについても各ご家庭の判断によりますが、これまでに受験結果の合否をご報告頂いた実績では、下記のような合格実績がございます。なお、英検での級数と本校で習得できる英語力は必ずしもイコールではなく、また、受験する級によっては各級で取り扱う内容が必ずしも小学生向けのものではないことから、合格に向けては「英語力」に対する対応力よりも「内容」に対する理解の面においてご家庭での対策が必要なようです。
【合格実績(2023年8月現在)】 ※各ご家庭からの受験結果報告による。
受験そのものについても各ご家庭の判断によりますが、これまでに受験結果の合否をご報告頂いた実績では、下記のような合格実績がございます。なお、英検での級数と本校で習得できる英語力は必ずしもイコールではなく、また、受験する級によっては各級で取り扱う内容が必ずしも小学生向けのものではないことから、合格に向けては「英語力」に対する対応力よりも「内容」に対する理解の面においてご家庭での対策が必要なようです。
【合格実績(2023年8月現在)】 ※各ご家庭からの受験結果報告による。
Q7 英語で学習した教科(算数など)における学力はどうなりますか?
本校の「英語イマージョン教育」は英語を話せるようになることだけが目標ではなく、英語と日本語の両方で学習できることを目指しています。
算数や理科の学習内容は世界共通です。算数・理科ともに普段は英語で学習し、まとめを日本語で学習します。両言語で学び確かな学力を身につけるために、週当たりの授業時数を標準より増やしています。
Q8 授業以外の学校生活は英語を使うのですか?
本校の「英語イマージョン教育」は、 相手に合わせて「英語」と「日本語」を自然に使い分けることができるようになることを目指しています。
授業以外の学校生活では外国人の先生には英語を、日本人の先生には日本語を使ってコミュニケーションを行います。
Q9 日本語の習得に影響がありますか?
本校に通う子供たちの9割以上は日本の国籍を持ち、両親とも日本人であり、日本語を母国語としています。
学校以外の生活も殆ど日本語のみで行われています。
学校生活においても、義務教育の小学校として、国語をはじめ、およそ5割の授業は日本語で行われています。ですから、日本語の習得・伸長についても心配はいりません。
Q10 ホライゾン以外の小学校に入学し、英会話教室に頻繁に通わせ、英語力を身に付けさせる方法と比べてどのように違いますか?
まずは、英語に浸ることのできる時間が圧倒的に違うため、身に付く英語力もそれなりに高くなります。
ホライゾンの1年生は年間約600時間の授業を英語で受けます。また更に、日々の学校生活の中でインターナショナルティーチャーと英語で話せる機会が沢山あります。 言葉の習得にあたっては習得しようとする言葉を『使う』機会を多くもつことが重要です。英語を使う時間が多いほど、期待できる英語力も高くなります。
本校の児童にとって、英語とは「生活言語」「学習言語」として身につくものです。英語は、日本語と同じように、生活の言語であり、様々なことを学習するためのツールです。そこに英語を使う必然性があり、英語を身に付ける意義が生まれ、児童の英語を学ぼうとする意欲が高まります。英会話教室の場合は、教室でのレッスン時間以外に児童が英語を使う必要がなく、生活言語や学習言語として定着しません。
現在の教育において、日本の小学校学習指導要領に従わない(義務教育ではない)一般のインターナショナルスクールに通わせるという方法を取らないのであれば、日本に住み、外国人との接点がほとんどない生活では、英語イマージョン教育ほど、英語力が身に付く教育プログラムはありません。
ホライゾンの1年生は年間約600時間の授業を英語で受けます。また更に、日々の学校生活の中でインターナショナルティーチャーと英語で話せる機会が沢山あります。 言葉の習得にあたっては習得しようとする言葉を『使う』機会を多くもつことが重要です。英語を使う時間が多いほど、期待できる英語力も高くなります。
本校の児童にとって、英語とは「生活言語」「学習言語」として身につくものです。英語は、日本語と同じように、生活の言語であり、様々なことを学習するためのツールです。そこに英語を使う必然性があり、英語を身に付ける意義が生まれ、児童の英語を学ぼうとする意欲が高まります。英会話教室の場合は、教室でのレッスン時間以外に児童が英語を使う必要がなく、生活言語や学習言語として定着しません。
現在の教育において、日本の小学校学習指導要領に従わない(義務教育ではない)一般のインターナショナルスクールに通わせるという方法を取らないのであれば、日本に住み、外国人との接点がほとんどない生活では、英語イマージョン教育ほど、英語力が身に付く教育プログラムはありません。
Q11 本校卒業後の進路としてどのような選択肢がありますか?
本校での学習内容は日本の学習指導要領に基づいており、加えて英語力が身につくため、幅広い進路選択が可能になります。これまでの卒業生の進学先は、宮城県立中高一貫校、仙台市立中高一貫校、仙台市内私立中学校、他都県の公私立中学校、インターナショナルスクール、地域の公立中学校等でした。
進学実績については下記リンク先よりご確認頂けます。
ホライゾン学園仙台小学校 卒業生進学先一覧(2024年度現在)
進学実績については下記リンク先よりご確認頂けます。
ホライゾン学園仙台小学校 卒業生進学先一覧(2024年度現在)