教育構想

教育理念(目的)

Educating Global Citizens - グローバルな人材の育成 ―「輝」の追求-

英語を身に付けただけでは「グローバルな人材」とは言えません。
本校では、英語と日本語の二言語で学習・生活することによって、国際社会を生き抜くために必要な基礎と素養を身につけます。

  • 確かな学力の定着
  • 日本語と英語の習得・伸長
  • 異文化の理解と、尊重する態度
  • 情報活用能力

目指す児童像

特色ある教育活動で、5つの「心」と「態度」を身につけます。

  • やさしく
  • かしこく
  • たくましく
  • なかよく
  • ひらく
やさしく
Caring & Principled
  • 自分自身や他者に対して思いやりの心で接する子ども。
  • 社会をよりよくするために尽くそうとする子ども。
  • 誠実かつ正直に、公正な考えと強い正義感をもって行動する子ども。
  • 他者を敬い、自分の言動に責任をもつ子ども。
かしこく
Inquirer & Knowledgeable
  • 好奇心を育み、主体的且つ協力し合って学習に取り組む子ども。
  • 熱意をもって学び、学ぶ喜びを生涯もち続ける子ども。
  • 概念的な理解を深めて活用し、幅広い分野の知識を探究する子ども。
  • 地域社会やグローバル社会における課題や考えに取り組むこども。
たくましく
Balanced & Reflective
  • 知性、身体、心のバランスをとることの大切さを理解する子ども。
  • 自分自身と自分をとりまく世界の関係を認識する子ども。
  • 世界について、そして自分の考えや経験について、深く考察する子ども
  • 自分自身の学びと成長のために、自分の長所と短所を理解する子ども。
なかよく
Open minded & Communicator
  • 自国の文化を大切にするとともに、他者の価値観・伝統を理解し、受け入れることができる子ども。
  • 多様な視点を求め、価値を見いだし、その経験を糧に成長しようと努める子ども。
  • 複数の言語やさまざまな方法を用いて、創造的に自分自身を表現する子ども。
  • 互いに認め合い、誰とでも分け隔てなく接する子ども。
ひらく
Thinker & Risk Taker
  • 広い視野と向上心をもって取り組む子ども。
  • 自ら率先して行動する子ども。
  • 不測の事態や困難に向き合い、最後まであきらめずに取り組む子ども。
  • ひとり、または協力して新しい考えや方法で探究する子ども。

特色ある教育活動

教育学校理念・教育方針の実現のため、本校では以下のような特色ある教育活動を行っています。
これらの教育活動を通し、児童は「生きた英語」を身につけるだけではなく、 グローバルリーダーとして真に活躍できる「生きる力」や「多様性への理解」、そして確かな学力も身につけます。

英語イマージョン教育の実践

  • 教科のおよそ5割を英語で学習し、英語を「使う言語」として身につけます。
  • 日本人教員と外国人教員が身近にいる、常に二言語を必要とする学習環境です。
  • 児童一人ひとりの英語力に応じた指導体制を整えています。

探究型学習の実践

  • 国際バカロレア機構のPYPを導入し、2022年3月にPYP認定校(IB World School)となりました。
  • 教科の枠を超えた6つの探究テーマを通して学びを深めます。
  • 世界基準のプログラムにより、国際的な視野をもつ児童を育成します。

英語と日本語による言語活動の充実

  • 自分の考えや意見、感想をもてるよう、思考を引き出す指導を行っています。
  • 「話し合う・発表する・説明する・質問する・答える」といった活動を授業に取り入れています。
  • 全校児童に、英語と日本語の両方で発表する機会を設けています。

国際理解教育の推進

  • 日本の文化や価値観を大切にし、学び継承していく心を育てます。
  • インターナショナルティーチャーによる、自国文化や習慣を取り入れた授業を行っています。
  • 3年生から第二外国語活動(トルコ語・中国語)を実施しています。

情報活動の充実

  • 情報の「収集・整理・分析・まとめ・発信」を意識した、計画的な学習を行っています。
  • 3年生から「情報活動」の時間を設けています。
  • PC操作やプログラミングの基礎など、情報機器を活用する力を育てます。

小学校での外国語活動及び外国語について

令和2年度より、小学校では新学習指導要領が全面実施され、第5・第6学年において年間35単位時間の「外国語活動」が必修となりました。
外国語活動では、音声を中心としたさまざまな活動を通して外国語に親しみ、言語や文化への理解を体験的に深めていきます。
また、積極的にコミュニケーションをとろうとする態度を育みながら、将来の学びにつながるコミュニケーション能力の基礎を養うことを目的としています。 (文部科学省「小学校外国語活動サイト」より)

日本政府・文部科学省の方針として、グローバル化に対応した英語教育の強化が進められています。
令和2年度からは小学校高学年で外国語活動が必修化されるなど、英語教育の重要性は年々高まっています。

一方で、公立小学校においては、指導体制や人材確保、指導法・教材の整備など、英語教育を十分に実践するための課題が残されているのが現状です。

本校では、こうした国の動きに先駆け、2016年の開校当初から英語イマージョン教育を導入してきました。
日本人教員とインターナショナルティーチャーによる二人担任制のもと、二言語を「学ぶ」だけでなく「使う」日常的な言語環境を整え、子どもたちが自然に生きた英語を身につけられる教育を実践しています。

日本人教員の採用にあたっては、教員としての専門性に加え、インターナショナルティーチャーと英語で円滑に連携できる英語力を重視しています。
また、外国人教員については、母国での教員免許を有することを条件とし、英語を「教える人」ではなく、教育者としての経験と資質を備えた人材を採用しています。

こうした体制のもと、本校では質の高い英語教育と、安心して学べる学習環境を両立させています。

小学校におけるPYP(プライマリー・イヤーズ・プログラム)の実践

児童の多様な能力を育む探究型学習

探究型学習は、児童が主体となって課題を見つけ、調べ、考え、解決へと導いていく学びのスタイルです。
学んだことを、プレゼンテーションや作品制作など、さまざまな方法で表現・共有します。

この学びを通して、児童は課題設定力・調査力・分析力・思考力・表現力など、将来につながる多様な力を身につけていきます。

探究型学習によって期待できる「10の効果」

  • 一人ひとりの情熱や才能が引き出される
  • 自分の意見が尊重され、選択する力が育つ
  • 学ぶことへの意欲や関心が高まる
  • 好奇心を原動力に、学び続ける姿勢が育つ
  • 勇気・忍耐力・向上心・自己管理力が身につく
  • 「調べる意味」を理解し、調査する力が伸びる
  • 学びが広がり、新たな問いや理解につながる
  • 良い問いを立てることの大切さを学ぶ
  • 自分の学びに責任を持つ姿勢が育つ
  • 将来に必要な課題解決力の基礎が身につく

探究型学習は、今の学びを「将来につながる力」へと育てる、本校の教育の核となる取り組みです。

年間6つの探究単元を実施

教科の枠をこえた6つのテーマについて学び、教科学習と合わせて必要な知識や実践的なスキルを身につけます。

  • Who We Are|私たちは誰なのか

    自分自身や家族、友だちとの関わりを通して、人として大切なことを学びます。

  •  Where We Are in the Place and Time|私たちはどのような場所と時代にいるのか

    自分の経験や暮らす場所を手がかりに、過去・現在・世界とのつながりを知ります。

  •  How We Express Ourselves|私たちはどのように自分を表現するのか

    言葉や芸術、動きなどを使って、考えや気持ちを表現する楽しさを学びます。

  • How the World Works|世界はどのような仕組みになっているのか

    自然や科学の不思議に触れ、世界のしくみを探ります。

  • How We Organize Ourselves|私たちは自分たちをどう組織しているのか

    社会やコミュニティーのしくみ、役割やルールについて学びます。

  • Sharing the Planet|この地球を共有するということ

    人や生き物と地球を分かち合うための思いやりや責任を考えます。

PYPについてより詳しく知りたい方へ

国際バカロレア公式HPや文部科学省のページにてPYPに関する情報をご覧頂けます。PYPについてより詳しく知りたい方は、以下のHPなどをご参照ください。