学校法人ホライゾン学園 仙台校
カリキュラム
ホライゾンジャパンインターナショナルスクール仙台はPYP候補校です。ELCでは、カリキュラムの内容をより充実させるため、PYPの基準に則った教育活動を行っています。

ELCにおけるPYP(プライマリー・イヤーズ・プログラム)の実践

子どもたちは様々な活動を通して探究心を育む経験を重ねていきます。本校の目的は「生涯にわたって学び続ける学習者」を育てることです。学校でのアカデミックな面だけの成長を重視するのではなく、生涯にわたって役に立つであろうスキルを身につけることも大事にしています。

自分自身の身の回りで起きていること、自分自身が生きている世界、取り巻く環境、そういったものをより深く理解していくためには、疑問に思ったことをたくさん質問していくことが欠かせません。
PYPによる探究型の学びによるアプローチは、子どもたち自身が知識を増やしていこうとする意欲を引き出します。

好奇心をもち、たくさんの質問をする。

この繰り返しが、子どもたちを「生涯にわたって学び続ける学習者」に育てます。

PYPには6つの教科の枠を越えた探究テーマがあります。
ELCではこの内の4つのテーマを1年間の学習の中で扱います。 非常に良くデザインされたユニークなテーマを通し、子どもたちは自分を取り巻く世界と、そして自分自身への理解を深めます。

6つのテーマは、以下の通りです。

Who We Are
私たちは誰なのか
自分自身の性質、信念と価値観、個人的・身体的・精神的・社会的そしてスピリチュアルな健康、家族・友人・コミュニティー・そして文化圏を含めた人間関係、権利と責任、人間であるということはどういうことなのか、ということに関する探究。
Where We Are in the Place and Time
私たちはどのような時代と場所にいるのか
場所と時間への適応、個人の歴史、家と旅、人類による発見・探検・移住、地球規模そして地域レベルの観点から見た個人と文明の関係性と相互的な関連性に関する探究。
How We Express Ourselves
私たちはどのように自分を表現するか
私たちはどうやって考え・感情・自然・文化・信念・価値観を発見し表現するのか、私たちはどうやって自分の創造性について考え、それを発展させ、楽しむのか、また、私たちの美の鑑賞についての探究。
How the World Works
世界はどのような仕組みになっているのか
自然界とその法則ついて、自然界(物理学的および生物学的な)と人間社会のかかわり、科学の原理について理解したことを人間がどのように利用しているか、科学的・技術的な発展が社会と環境に与える影響に関する探究。
How We Organize Ourselves
私たちは自分たちをどう組織しているのか
人間が作ったシステムとコミュニティーの相互的な関連性、組織の構造と機能、社会的意思決定、経済活動とそれが人間と環境に与える影響に関する探究。
Sharing the Planet
この地球を共有するということ
限られた資源を他の人々そして他の生物とどのように分け合うかということに取り組むうえでの、権利と責任について、コミュニティーとは何か、そしてコミュニティー内およびコミュニティー間の関係性、機会均等の実現について、平和そして紛争解決についての探究。

PYPについてさらに詳しく知りたい方はIB PYPのウェブサイトをご参照ください。

Early Years Foundation Stage(EYFS)

ELCのカリキュラムは英国の幼児指導要領(EYFS)に基づいています。
EYFSはPYPと非常に相性が良いので、本校ではそれぞれのプログラムの基本的な考え方をバランス良くブレンドし、ELCでの教育と学びの根幹としています。

EYFSは次のような七つの教育内容分野で構成されています。(3つの基礎領域と、4つの特定領域があります。) すべての分野にわたって、子どもの「遊び活動」との調和を図り、計画的なカリキュラムとなっています。

FYFSについてより詳しく知る:Early Years Foundation Stage

EYFSのガイドライン

コミュニケーションと言語
生徒が、自分を表現する自信と能力を持ち、様々な状況に応じて聞き・話すことができるように、豊かな言語環境を経験する機会を持たせる。
聴解力と注意力
様々な異なる状況で注意深く耳を傾ける。物語を聞き、その中の鍵となる出来事を的確に予想し、適切に意見や質問、行動ができる。他のアクティビティーに参加しているときも他の人の発言にも注意し、適切に反応を示す。
理解力
複数の意図や動作を含んだ指示に従うことができる。自己の経験について、もしくは物語や出来事について、「どうやって?」「なぜ?」という質問に答えることができる。
話す
聞き手が必用としていることを意識しながら自らの考えを効果的に述べることができる。過去に起こった、もしくはこれから起こる出来事について話しながら、過去形、現在形、未来形を正しく用いることができる。考えや出来事を結びつけることで、話し方や表現力に上達が見られる。
身体的発達
年齢の低い子どもたちの運動能力やコントロール力、動きの感覚を養う為に、活動を通して共に学ぶ機会を持たせる。運動や健康的な食生活の大切さを理解する。
体を動かすことと手で扱うこと
大小の動作において、自らをうまくコントロールし体を動かすことができる。スペースに応じて安全に、色々な方法で自信を持って動き回ることができる。鉛筆を持って書くことを含め、設備や道具を有効に使うことができる。
健康と自己管理
健康のためには運動や健康的な食事が重要であることを知り、健康と安全を維持する方法について話し合う。着替えや一人でトイレに行くことを含め、基本的な衛生管理や自分のことは自分で行うことができる。
個人的、社会的、感情的発達
子どもたちの以下の側面における発達を促す:自己や他者に対するプラスの思考を養うこと、尊敬の念を持って他者と積極的に関わること、社会的スキルを身につけ、感情のコントロールを学ぶこと、集団の中における適切な振舞い方を知ること、自己の能力に自信を持つこと。
自信と自己認識
新しい活動に自信を持って取り組み、ある活動を他のものよりも好むのはなぜかを述べることができる。慣れているグループの中で自信を持って話すことができ、自らの考えを述べたり、選択した活動を行うために必要なものを選ぶことができる。手助けが必要か不要かをきちんと伝えることができる。
感情や振る舞いの制御
自分や友達の感情の表し方や、また自分や友達の振る舞いとそれがもたらす結果について、時には受け入れられないことも有るということを話し合う。 グループもしくはクラスの一員として行動し、ルールを理解しそれに従う。 場面によって振る舞い方を使い分け、その場に適した行動をとれる。
関係性の構築
協力し、順番を待って遊ぶことができる。 何かを始めるときには、お互いの考えも考慮に入れる。 他の人のニーズや気持ちに配慮しながら、回りの大人や子供と良い関係をつくれる。
読み書きの能力
文字と音の関連付けや、読み書きを始められるよう促す。子どもたちの興味をかきたてるよう、幅広い読書素材(本、詩、その他書かれた素材)に触れることができるようにする。
読み
簡単な文章を読み、理解する。規則的な単語については音声に関する知識(フォニックス)を用いて理解し、それらを正確に読み上げる。 よく使われる不規則な単語についてもある程度読むことができる。読んだものについての友達と話し合う様子から、理解していることが見て取れる。
書き方
音声に関する知識を用いることによって、発音にあわせて単語を書くことができる。 よく使われる不規則な単語についてもある程度書く事ができる。 自分や友達が読める基本的な文を書くことができる。 その中には、正しいスペルのものもあれば音に合わせて書かれたものもある。
算数
数を数えること、数字を理解し用いること、単純な足し算や引き算の問題を解くこと、形の名前を述べること、空間を表現すること、ものを計測すること、これらの能力を伸ばし発達させる機会を持たせる。
数字
1から20までを確実に数え、順番に並べることができ、ある任意の数の一つ下もしくは一つ上の数を述べることができる。 数もしくは物を使って2つの一桁の数字による足し算・引き算を行い、一つずつ増やしていったり減らしていったりして数えながら答えを見つける。 二倍にしたり半分にしたり分配することを含めて問題解決にあたることができる。
形、空間、計測
日常の言語を使いながら大きさや重さ、容量、位置、距離、時間そしてお金について話し、数値や物を比べたり問題解決にあたる。 パターンを認識し、作成し、言い表すことができる。 日常的なものや形の特徴を探り、数学的な言語を用いてそれらについて言い表すことができる。
世界についての理解
人々や様々な場所、テクノロジー、環境について探り、発見する機会を通じて、身の回りの世界について理解する。
人々とコミュニティー
自分の生活や家族の生活で起きた過去の出来事や現在の出来事について話す。 同じ物事であっても誰もが気に入るわけではないことを知り、この点に関して気を配っている。 自己と他の人、及び家族や地域社会、文化における類似点と相違点について知っている。
世界
場所、物、素材、生き物に関して、類似点や相違点について知っている。現在置かれている環境の特徴について、また様々な異なった環境があることについて話す。動物や植物を観察し、ある種の事柄が起こるのはなぜかを説明し、変化について話すことができる。
テクノロジー
テクノロジーが家庭や学校といった場所で幅広く利用されていることを認識する。ある特定の目的のためにテクノロジーを選んで利用することができる。
表現芸術とデザイン
幅広い表現手段や素材を探求し、それを用いて遊ぶこと。 また美術や音楽、動作、ダンス、ロールプレイ、デザイン、テクノロジーといった分野における様々な活動を通じて、自己の考えや思いつき、感情を分かち合う機会を持たせ、それを促す。
表現手段と素材の利用、探索
歌を歌ったり、音楽を作ったり踊ったりする。またそれらを自分たちで変えてみたりする。 様々な素材、道具、テクニックを安全に用いて試してみたり、色やデザイン、質感、形、機能を試してみる。
創意に富むこと
表現手段や素材について学んだことを、用途や目的を考えながら独自のやり方で用いる。自らの思いつきや考え、感情を、デザインやテクノロジー、芸術、音楽、ダンス、ロールプレイ、また物語を通じて表現する。

PMP(Perceptual Motor Program)

アカデミックな面での子どもたちの学びを支えるプログラムに加え、PMPと呼ばれる身体的な面での成長をささえるユニークな取り組みも行っています。
PMPは「動き」に重点を置いたプログラムで、幼少期の子どもたちの「視覚と手の動きの連動」「視覚と脚の動きの連動」「身体の健康」「バランス」「移動力」「(視覚による)追跡能力」を養います。

PMPについての詳しい説明は、以下のページをご参照ください。
PMP programa